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今日の夕暮れ。とても眩しかった。

日没の空の変化はいつも心奪われる。完全な夜に変わってしまうまで、ずっと眺めていられたらいいのにと思う。 

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そんな贅沢な時間を過ごしたのはもう何年前だろう。篠栗の山の中で、私の敬愛してやまない恩師と仲間と共に、サンセットウォッチという活動をした。一番星をみつけたり、風の変化を感じたり。見上げた空は刻々と変化し続けて飽きることがなかった。夜が訪れた空とまだ夕暮れの光が残る空が同時に存在していた。近くの木々は、だんだんとシルエットに変わって行く。15人ほどはいたその場は、まるで人がいないかのように静かで、みんな思い思いの場所に座ったり寝転んだりして自然に溶け込んでいた。すっかり暗くなると、私のすぐ近くにタヌキが現れて、人間に気づくことなく、多分いつもと同じように、ウロウロして消えて行った。数名がそれに気がついて、後でその話で盛り上がったのもいい思い出だ。

その時の1泊の集まりでは他にも深い自然体験があった。それは一生忘れられない。そしてこれが大好きだった恩師との最後の時間となった。もっともっとたくさんの自然の素晴らしさを教えていただきたかったし、それを共有したかったと切に思う。